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「哲学への権利ー国際哲学コレージュの軌跡」

若くして渡仏した私は、いかなる知的背景も持っておらず、あるのは「自らを問いはじめた私」だけでした。そんな私に「哲学」が持つ開放性と自らの問い方を教えてくれた「国際哲学コレージュ」。私にとって特別な場所「国際哲学コレージュ」を題材とするドキュメンタリー作品のご紹介です。

ドキュメンタリー映画
「哲学への権利——国際哲学コレージュの軌跡」
哲学への権利について、人文学の未来について、
私たちは何を信じることを許されているのか?

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プロジェクトA

10月14日(木)、衆議院第二会館で民主党横粂勝仁衆議院議員が主催する「しゃべり場プロジェクトA」に参加しました。会の趣旨は10代、20代限定で議員会館に集い交流することで、人脈と見聞を広げようという企画でした。
参加者の皆さんは、政治を学ぶ大学生、政治家を目指す議員秘書などでした。とてもアットホームな雰囲気で会は進行し、ある大学生の希望で「政治家とメディアツールの関係」が主題となりました。
現在はブログやツイッターなどで、あらゆる人々があらゆる人々に関する情報に接することができる時代です。様々な「情報」とのつきあい方が考えられますが、そんな時代を生きる私たちに、今後いっそう求められるものは「情報を評価・識別する能力」だと言えるのではないでしょうか。

JFW JAPAN CREATION

10月13日〜15日まで東京ビックサイト展示場にて「JFW ジャパンクリエーション」が開催されました。京都府丹後地方からも「丹後の衣ー匠の美技」ー誇らしく、しなやかにそのスタイルを貫くーをテーマに掲げ16社の織物企業の皆様が参加され、その伝統に培われた技術とハイテクノロジーが融合を模索した展示を開催されました。そして、私も最終日15日に視察をして参りました。
日本の繊維業界が提供する高品質、高価格の生地よりも一円でも安い安価な生地を求める傾向が強い市場の影響を受けて、年々来場者が減少している現状を嘆くお声を出展者の皆様から多々いただき、現状の打開策を議論してきました。ですが、どの産地、どの企業もきびしい現実にひたすら耐えているという印象を受けざるを得ませんでした。

同級生

先日、高校卒業以来、一度も会う機会を得られなかった同級生と夕食に出かけ、はじめて一緒にお酒を頂くことができました。ふたりで小料理屋のカウンターに並び、10年ぶりにかわす会話は程よい緊張感と懐かしみの気持ちを含んだものになりました。地元で同級生と過ごす機会が限られているなか、このような機会に恵まれたことはやはり嬉しいことでした。

議会報告

秋風が気持ちよく吹き抜ける時期となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
京都府与謝野町議会では、第33回平成21年度9月定例会が続いています。今週は4日間にわたり、平成21年度歳入歳出決算認定の審議が行われました。現在も表決には至っておらず、来週も審議は継続致します。私も質疑に立ちましたので、以下、質疑内容を一部書き留めておきます。

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議会報告(中間)

平成22年第33回与謝野町議会9月定例会の一般質問が9月9、10、13日の3日間の日程で行われました。本定例会では16名の議員から一般質問通告書が提出され、各質問に対して町政側からの答弁が行われました。私は9月9日に「教育理念及び政策を問う」「地域活性化策を問う」のふたつの質問案件を提出致しました。本投稿では私の「地域活性化策を問う」の質問の原稿の一部と、町長の答弁書を掲載しておきたいと思います。

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第33回平成22年与謝野町議会9月定例会

昨日(9月1日)、第33回平成22年与謝野町議会9月定例会が36日の会期日程で開会致しました。
招集日には町政執行側からの議案の提案説明、議会からは6月定例会後の議会活動の報告がなされました。本定例会では主に平成21年度予算の歳入歳出決算を審議致します。くわえて、町政懇談会でも高い関心が寄せられた「庁舎統合問題」「小学校の適正規模・適正配置」「リフレ加悦の再開」等、各議員からの一般質問が予定されています。
本日からは各常任委員会活動が活発化しており、私が所属する総務常任委員会では野田川・加悦地域振興課、税務課所管の平成21年度決算内容について協議致しました。明日は岩滝地域振興課、企画財政課所管の事項についての委員会が開かれる予定です。


本日のお昼は加悦SL広場内にある1955年製造の機関車キハ08 3号内で頂きました。旧加悦町内には大正15年から開始された鉄道事業跡として、旧駅舎等の見所が点在しています。

政経懇話会

8月26日に財団法人尾崎行雄記念財団にて、みんなの党政策調査会長浅尾慶一郎衆議院議員による『国家ヴィジョンの設定と政治家の使命』と題する政経懇話会が開かれました。1時間の講演、1時間の立食パーティーで構成された懇話会には約30名の方々が参加されました。講演では浅尾代議士が政治家を志した理由・目指す国家像・現在の活動内容等をお話になりました。同様の内容は代議士のホームページで紹介されているので、是非ご覧下さいませ。
講演後の立食パーティーでは、代議士の祖父にあたる三谷隆信氏は旧岩滝村(現与謝野町)のご出身であることから「もしかしたら何かのご縁があるかもしれません」とお話をさせて頂いていました。そして、帰郷し祖父に当時の話を尋ねてみると「三谷家のご令嬢」と以前ホームページでもご紹介させて頂きました私の曾祖父の弟:「故山添勇夫陸軍大尉」との縁談話があったことを話してくれました。改めて、「世間は狭い」ものだと驚いてしまいました。
留学先であるスタンフォード大学院で友人達と将来を語り合うなかで「起業するのも面白そうだけど、政治家になって日本を変えることが出来ればもっと面白いと思う」とアメリカで「日本」を据えた浅尾代議士。留学先であるパリ高等社会科学研究院で「人生を切り開く勇気をくれた郷土を豊かにしたい」とフランスで「郷土」を据えた私。据えた対象は若干異なりますが、「外」から「内」を志向したのは一つの共通項ではないでしょうか。

ご近所さん祭り

東京の大手建設会社に勤める友人が「東京近郊に建設されるマンションはその構造上、隣人間コミュニケーションが形成されにくくなっているがゆえに発見・解決できない社会問題があるように思う」と話をしてくれたことがあります。そんな友人の話を受けて思い出したことがあったので、皆様にもお伝えしておきたいと思います。

1999年6月1日、パリ17区にて都市部の隣人間コミュニケーションの低下を解消するために『La fête des voisins』日本語訳で『ご近所さん祭り』が開催されました。初年度にして、パリ17区の800棟、約1万人の人々の参加を得て大成功することになります。その後、大幅に参加市区を増やし、2009年度にはフランス国内のみならず国外にもひろがりをみせ約850万人が参加する年に一度の『祭』になっています。

ぼくもパリに住んでいた数年の間は住んでいた建物中庭で開催されていた『ご近所さん祭り』に食事やお酒を持参して参加していました。振り返れば、沢山のご近所さん(パリのアパートには本当に様々な国籍の住人がいます)と知り合い、今でもメールで「どこどこのパン屋さんがなくなった」「娘が小学校に進学する」「村上春樹の新しい著作はどうだ?」などのやり取りをしている元ご近所さんがいます。

そんなフランスでの体験を思い出しながら、友人の話を聞いているとフランス(現在は世界各国)で年に一度開催される『ご近所さん祭り』は友人の危惧を解消することができる可能性を含んだ先行事例の一つだと思えました。

Nuclear Detonation Timeline”1945-1998″

The 2053 nuclear tests and explosions that took place between 1945 and 1998 are plotted visually and audibly on a world map. made by Isao Hashimoto



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