「観光政策を問う」

14日(火)に「観光政策を問う」を件名に行った一般質問の簡単な要旨と町長からの答弁書を掲載致します。既存の観光資源を中心とした観光政策の限界を指摘し、「民泊」事業の提案をしました。町長からは前向きな答弁をもらいましたが、課題は町民の皆様のご理解を得ることができるかどうかとのことでした。以下、4点の質問と町長の答弁です。

ー①「観光客が求めるニーズはどのようなものと把握されているのか」②「既存の観光資源を主とする観光政策の限界を感じているが、どのように思われるか」③「町民の日常生活をひとつの言わば観光資源と捉え、人とのつながりを生み出す観光政策の開発が必要と思うが、どのように思われるのか」④「具体的な政策として、ひとつには「民泊」を考える事ができるが、どのように思われるのか」ー

町長:山添議員の「観光政策を問う」の一点目「観光客が求めるニーズはどのようなものと把握されているか」でございますが、観光客が求められるニーズは。多種多様であると認識しておりまして、なかなか一言では申し上げられないのではないでしょうか。具体的には、現代は人それぞれが持つ価値観が多様化していることに起因していると受け止めています。近年は、従来型の団体旅行から国や地域の光を見る観光、一ヶ所滞在型など個人趣向の旅行が観光と言われているのも観光客のニーズの変化によるものと思います。
次に二点目の「既存の観光資源を主とする観光政策の限界を感じているが、どのように思われているか」とのご質問でございますが、一点目で申し上げましたが、観光客のニーズの多様化により、観光資源は議員ご指摘のとおり既存の観光資源に止まらず、地元で暮らしている人には気づかないものも観光資源になるということだと思っています。しかしながら、既存の観光資源の中には、天橋立のようなハブ的機能を持つ観光スポットについては、引き続き、中心的な存在としての役割が求められていますし、今後の観光政策の推進にあたっては、豊かな自然やグルメを組み合わせたオリジナル色の強い魅力を生み出していくことが求められていると考えます。
次に三点目の「町民の日常生活をひとつの観光資源と捉え、人とのつながりを生み出す観光政策の開発が必要だと思っているが、どのように思われるのか」とのご質問でございますが、全てのご質問の答弁のまとめになるかと思いますが、総合的な資源の活用、すなわち、点ではなく面で捉える考え方で観光振興を推進していくことではないかと考えています。もちろん、議員ご指摘のとおり、日常の生活や文化そのものが観光資源となり得る時代でございまして、人とのつながり、観光客と町民との交流を図ることが今日の観光にとって大変重要なことであると考えており、正に、与謝野町が策定し推進しています「与謝野町観光振興ビジョン」の「美心 与謝野」の推進であると認識しております。
与謝野町では観光に直接関わりのある事業所は少ない状況ですが、観光は思わぬものが大きな観光資源となります。いわゆる観光経済効果でございまして、最近の情報でございますが、福知山市の三段池公園の「うりぼう」が全国的な話題となりましたが、「うりぼう」の経済効果を専門家は6億円と算定されているようでございます。
こうした観光事例も分析し、当町の観光のアイデアづくりのヒントとして活かしていく必要もあると考えています。

「民泊」を実践している家庭の一人として確実に申し上げることができるのは、民泊を通して「得」をしているということです。楽しむことが大前提ですが、両親はビジネスにつなげていることもあるし、祖父は好奇心を満たすことにつなげています。多くの人にこの「得」を知って頂けるといいなと思います。