与謝野町空き家実態調査
ぼくも含めた議員数人が求めていた「与謝野町空き家実態調査」の結果が報告されました。建物の種類別、状態別(損壊なし・一部損壊・倒壊の恐れあり)に分かれています。
調査にあたってくれた職員のみなさん、ありがとうございました。
結果は以下の通りです。
・加悦地域合計 損壊なし(125戸)一部損壊(26戸)倒壊の恐れあり(8戸)=計159戸(うち居宅135戸)
・野田川地域合計 損壊なし(171戸)一部損壊(24戸)倒壊の恐れあり(6戸)=計201戸(うち居宅181戸)
・岩滝地域合計 損壊なし(82戸)一部損壊(5戸)倒壊の恐れあり(2戸)=計89戸(うち居宅83戸)
・与謝野町合計 損壊なし(378戸)一部損壊(55戸)倒壊の恐れあり(16戸)=計449戸(うち居宅399戸)
この報告を受けて、あらためてその現状の深刻さを感じています。今後は、空き家管理条例・空き家バンク・中古住宅の入居促進施策など、早急かつ幅広く対策を講じていく必要があると思います。
[...] 昨年の夏に実施した与謝野町空き家実態調査において約450戸の空き家や空き工場の存在が明らかになったことを受けて、この空き家バンク制度の導入に至りました。本制度は町内全域を対象にしたものではなく、伝統的建造物群保存地区に指定されているちりめん街道における空き家(現在は約12戸)に限ったものであることや制度利用を促進するための施策立案や組織体制など、さらなる議論が必要ですが、第1歩のスタートを切ることができたことは評価したいと思います。 [...]